アクチュアリー試験対策

これからのアクチュアリーに求められるもの

こんにちは、発投稿です。

何か思いついたからブログを立ち上げた、とかではなく単なる思考整理として、文章を書いてみようと思い、

このブログを作成しました。いつまで投稿するかわからないですが、日々思ったことを書いてみようと思います。

さて、自分のアクチュアリーの経歴としては、そのほとんどが年金畑です。

数年ほど生保アクチュアリーとしての仕事に寄り道しましたが、基本は年金です。

タイトルにもある通り、アクチュアリーとしてのキャリアを送るうえで、何を付加価値的に身に着ければいいのか。

正会員になった後は迷うところだと思います。

私の知り合いだと英語だったり、人工知能だったり、海外勤務だったり、本当に様々です。

たまに言われるのが、「これからは正会員になっただけではだめだ。さらなる専門性を磨いていくことが求められる」があります。

これは自分は概ね賛成であると同時に、人によるのかなと思っています。

確かに正会員になったことで、会社内で胡坐をかいていい時代は終わっています。

年金についていえば確定給付企業年金制度の普及は一段落ついており、大きな伸びしろはないです。

収益の伸びしろが限られている中、一方で少子高齢化を受け、年金制度を持続するための負担も増加し、

時代は確定拠出年金への移行もあり、年金制度は少子化以上のシュリンク傾向はあります。

とはいえ、すぐに年金アクチュアリーの需要がなくなるかというと、必ずしもそうではなく、実際、厚生労働省への認可申請も、

年金数理人の存在はマストです。お客さん向けの結果説明に関しても、正会員が言うのとノン正会員が言うのとでは、

説得力が大きく変わります。「アクチュアリーが言うのであれば信じましょう!」などという話は、ビジネス上の会話でもよくあります。

ビジネスの世界では、正会員パワーは健在です。

また、正会員になれる人は以前として少ないです。4大生保でもなかなか2次試験合格までたどり着けないというのが実情です。

中堅の生損保だと1次試験でドロップアウトすることも珍しくないです。

正会員のプレミアもいまだ健在です。

そのため、正会員資格だけで定年まで過ごせるかといえば、正直何とかなります。

会社の経営が苦しくても、正会員資格と管理職経験があれば、40代でも雇ってくれる会社はあります。

それぐらい正会員が足りていないです。

 

それじゃ、「正会員になればもう何も勉強しなくていいや」でいいのかというと、かなりもったいない生き方です。

難関を突破した周りの人間を見てみると、多くの人が次を見据えています。

それが海外なのか、AIなのか、わかりませんが、1度しかない人生をここで胡坐をかいてしまうのは、もったいないです。

 

起業は難しいかもしれない、独立は難しいかもしれないけれど、動かないことには始まりません。

 

今後何に取り組むか、未決定ですが、このブログを立ち上げて、何か世の中に発信して、何かをつかめればいいかなと思っています。

初投稿で、雑文ですが、いったんこれにて本日の投稿は終了といたします。

 

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